耳鳴り

内耳の障害によるもの

耳鳴りは、神経説と伝音説が代表である。神経説は聴覚伝導路に関連する神経の興奮性が何らかの原因により高まり、過敏になって音が聞こえるという説である。

伝音説は耳小骨筋の痙攣などの筋の痙攣が耳鳴りとして自覚したり、あるいは、内耳付近の血流雑音を耳鳴りとして自覚するなどの説である。

原因は多岐に渡ります。外耳炎や中耳炎、難聴、メニエール病など耳に原因がある場合はもちろん高血圧や脳腫瘍、脳梗塞などの病気が原因で耳鳴りが起きている場合その他、ストレスや老化が原因場合もあります。

内耳の循環改善

当院では耳鳴りの対して、内耳周辺の血流循環の改善、耳の周囲および頚肩部の筋緊張の緩和、全身の自律神経の調節、耳周囲のツボ刺激を行います。

内耳の循環が改善されることにより症状緩和に繋がる。

あるいは、自律神経のバランスを改善するだけで耳鳴りや不眠が良くなることがあります。

優しい鍼刺激

耳周囲は体幹部と比べて感覚が過敏であるため、鍼の刺入時に痛みがあると交感神経の緊張を引き起こし、耳周囲のみならず内耳血流の低下を引き起こすと考えられている。

そのため当院では、耳周囲の鍼は体幹よりも細心の注意を払って行なっております。