肋間神経痛

原因は多種多様

突発性肋間神経痛は明らかな原因がなく、肋間神経領域に痛みが呈する特発性神経痛がある。

多くは左側の第５から第９肋間に疼痛が突然発症し、呼吸や会話など胸郭運動によって増悪する。また、痛みが肋間神経の走行上に現れ、肋間神経の走行上に圧痛店を認めることが多い。さらに痛み以外の神経学的所見を認めないなど特徴的な所見がある。

原因としては、変形性脊椎炎、脊椎圧迫骨折、肋骨骨折、肋骨腫瘍、帯状疱疹など原因はさまざまであります。帯状疱疹の場合、免疫力の低下が考えられます。

鍼灸で痛み刺激を緩和

当院では肋間神経痛に対し、肋間神経を圧迫している部分に鍼を刺し神経の圧迫を開放します。

痛みやその周辺、肋間神経に沿って鍼や灸をしていくことにより痛みの緩和が見込めます。

ストレスなどが原因の場合、自律神経を調節して、身体をリラックスさせていきます。これにより間接的に肋間神経に刺激を与える原因を和らげていきます。全身的にツボと呼ばれる場所に鍼や灸をしてリラックスさせ症状を悪化させる要因を取り除き、治癒能力を上げていきます。

筋肉の緊張、ストレス緩和

肋間神経痛には、入浴が効果的です。体を温めることで血流が改善し、筋肉も柔らかくなってきます。

また、入浴には気持ちを落ち着かせるリラックス効果もあるため、ストレスの発散にもつながります。

ストレッチだと、脇腹を伸ばすストレッチが効果的です。

そのため当院では、施術だけでなくご自宅でもできるストレッチや、日常生活で行う動作のアドバイスも行っております。