ストレートネック

スマホの長時間の使用に着目

ストレートネックとは、本来であれば緩やかなアーチ状になっている首の頸椎のアーチが失われ、まっすぐな状態になってしまっていることを言います。横から見ると、頭が肩よりも前に出た状態になっているのが特徴です。

また、ストレートネックはスマホの長時間操作で生じやすいことから、「スマホ首」と呼ばれることもあります。

ストレートネックを放置すると体にさまざまな不調をきたす恐れがあるためできるだけ早い改善が必要です。

そのため、根本的な原因である姿勢を解決することが大切です。

首周りに現れる症状

当院ではストレートネックに対し、首周りの筋肉への手技施術をはじめ、鍼灸、機器を使った筋膜リリースなどの様々な手段を用いてアプローチを行います。

ストレートネックになると、首の周りの筋肉が硬くなってしまいます。その結果、次のような症状が出やすくなります。

・首こりや肩こり　ストレートネックの状態は、頭を支える首の負担が大きくなり、首の周りの筋肉に緊張が見られるようになります。筋肉が緊張することで次第に血行不良を起こして首や肩こりや痛みに繋がります。

・頭痛　首周りの筋肉が緊張し硬くなると、血管が圧迫され、脳へと送られる血液の循環が悪くなりますか。

その結果、緊張型頭痛などを発症しやすくなります。

首への負担を少なく

・スマホの使用時間を決め、姿勢を改善する。スマホを目の高さに合わせるように工夫します。

・デスクワーク時の姿勢を改善する自分に合った机とイスを選び、正しい姿勢でパソコンに向かうことが重要です。また、合間に簡単なストレッチを行いましょう。

・睡眠時の枕の高さに気をつける

高すぎる枕を使って寝ている場合、首は常に下に向いてるような姿勢となりストレートネックの状態を作り出すため、避けましょう。さらに、柔らかすぎる枕を使用していると、頭を安定させようとし、常に首が緊張した状態が続くため、負担がかかります。枕は高すぎず、柔らかすぎないもので、自分のサイズに合ったものを選びましょう。また、枕が合わない場合はタオルなどで調節してください。

そのため当院では、施術だけでなくご自宅でもできる筋力トレーニングや、日常生活で行う動作のアドバイスも行っております。