ぎっくり腰

腰の筋肉の柔軟性、関節の可動性の低下に着目

筋肉の疲労　１つ目に挙げられるのが、筋肉の慢性疲労です。ぎっくり腰は突然起こりますが、その原因となるものはゆっくりと進行しており、少しずつ溜め込んだ筋肉疲労が許容量を超えると、腰痛として発症してしまうのです。具体的には、睡眠や運動不足などが続くと筋肉疲労が徐々に蓄積されていき、やがて腰痛を招いてしまうことになってしまいます。

突然の過負荷　いきなり腰に対して急激な負荷が加わってしまうことです。これは若い人やスポーツ選手に多いです。例えば高いところから飛び降りた着地の瞬間や、勢いよく振り返った瞬間など、急激な動きの切り替えのときに、腰に突然、負荷がかかりぎっくり腰を起こしてしまいます。

そのため、根本的な原因である筋肉の柔軟性、関節の可動性の低下を解決することが大切です。

疲労の蓄積など

当院ではぎっくり腰に対し、腸腰筋への手技施術をはじめ、骨盤矯正や鍼灸、機器を使ったEMS電気刺激や筋膜リリースなどの様々な手段を用いてアプローチを行います。

ぎっくり腰の症状としては、腰の痛みが中心となり、程度や感じ方には個人差があります。発症するまで何ともなかった場合と腰のあたりに疲労感が蓄積していた、以前から慢性的に腰痛の症状があったと発症の背景も人それぞれです。

ぎっくり腰は、発症して数日１～２週間以内で症状が治まっていく傾向にあります。全く改善しない、日増しに痛みが激しくなる場合は、別の疾患を疑う必要もあります。

腰椎の周りにある筋肉が緊張し、引っ張り合っている「常に腰に負担のかかる状態」から、腰周りの筋肉全体が緩んでストレスフリーな状態へ導きます。

鍼で神経根部を刺激する

ぎっくり腰には、鍼の独特な鎮痛作用を利用して施術いたします。ぎっくり腰早ければ一回で長くても３～４回でほとんど痛みが取れます。慢性腰痛や繰り返すぎっくり腰にならない根治するのは大事です。

ぎっくり腰に対する疼痛域を支配する神経根部、そして痛みの部位やツボの反応点、また痛みと関連する経絡など中心に施術を行います。

そのため当院では、施術だけでなくご自宅でもできる筋力トレーニングや、日常生活で行う動作のアドバイスも行っております。