頸椎症

神経の圧迫に着目

加齢変化による頸椎症（椎間板の膨隆・骨棘（骨のとげ）の形成）の変化によって、脊髄から枝分かれして上肢へゆく「神経根」が圧迫されたり刺激されたりして起こります。

そのため、根本的な原因である神経の圧迫を解決することが大切です。

痛みやしびれを伴う

当院では頸椎症に対し、頸部への手技施術をはじめ鍼灸などの様々な手段を用いてアプローチを行います。

中年～高齢の人で肩～腕の痛みが生じます。腕や手首のしびれが出ることも多く、痛みは軽いものから耐えられないような痛みまで程度はそれぞれです。多くは片側にみられます。

一般に首を後ろへ反らせると痛みが強くなりますので、上を見ることや、うがいをすることが不自由になります。上肢の筋力低下や感覚の障害が生じることも少なくありません。

首を無理な方向へ動かさないように指導

基本的には自然治癒する疾患です。症状が出ないように首（頸椎）を後方へ反らさせないように指導を行う。

治るまでには数か月以上かかることも少なく、激痛の時期が終われば気長に治癒します。

当院では、施術だけでなくご自宅でもできる筋力トレーニングや、日常生活で行う動作のアドバイスも行っております。