足のしびれ

しびれの原因は多種多様

しびれといっても考えられる疾患は多種多様であり、特に考えられるものは、

①腰部脊柱管狭窄症です。簡単に言うと神経の束が通っている脊柱管が靭帯の肥厚や骨の変形などで起こります。

②末梢動脈疾患（閉塞性動脈硬化症）は、動脈が硬くなることによって血液が流れにくくなり、神経に栄養がいかなくなり生じます。

③糖尿病は末端の細い血管が傷つき、神経の働きが低下し、「神経障害」が原因。糖尿病でしびれるのは、靴下を着用しているところや、手袋をはめてるところに出ます。

そのため、根本的な原因である神経の栄養を与えことが大切です。

神経に本来の働きを取り戻す

当院では足のしびれに対し、手技施術をはじめ、鍼灸、機器を使ったEMS電気刺激や筋膜リリースなどの様々な手段を用いてアプローチを行います。

しびれは、足に力が入りにくくなる「運動麻痺」と、正座の後のようなジンジンする「感覚の異常」の２種類に分けられます。

どちらかのみが起こる場合と両方が同時に起こる場合があります。運動麻痺は、脳から足を動かす命令を伝える運動神経の経路に障害が起こり、足の筋肉に思い通り力が入らなくなったり、筋肉が衰えてきたことから発生します。

一方、感覚の異常は、足の感覚を脳に伝える神経の経路に障害が起こって出てきます。

しびれをなくす体づくり

・神経の圧迫の対処　圧迫されている部分を緩めることによりしびれを軽減させることができます。太ももからお尻にかけての筋肉をストレッチすることにより筋肉が緩み、しびれを軽減することができます。

・血行不良の対処　特に足先や手先は冷えやすく、血管も末梢に行くほど細くなるため、血液が循環しやすい環境を作ってあげることが大事になります。

そのため当院では、施術だけでなくご自宅でもできる筋力トレーニングや、日常生活で行う動作のアドバイスも行っております。