腰痛

「腸腰筋」の筋力低下に着目

「腸腰筋」とは姿勢を維持する筋肉で、筋肉のなかでも一番深層にあります。

腰痛でお悩みの方の場合、この腸腰筋が普段の姿勢や生活習慣のなかで筋力低下を起こしていることがほとんどです。

腸腰筋が衰えていると、周りにある筋肉がそれをカバーしようとして筋肉が過度に緊張し続ける「筋緊張」を起こします。

すると、緊張した筋肉に引っ張られて関節が歪むのを阻止しようと、別の筋肉も筋緊張を起こすという悪循環に陥ります。
最終的に筋肉が損傷し、腰の痛みが起こるのです。

そのため、根本的な原因である腸腰筋の筋力低下を解決することが大切です。

緊張し固くなった筋肉に、本来の働きを取り戻す

当院では腰痛に対し、腸腰筋への手技施術をはじめ、骨盤矯正や鍼灸、機器を使ったEMS電気刺激や筋膜リリースなどの様々な手段を用いてアプローチを行います。

手技施術では、「腸骨筋」と「大腰筋」から成る腸腰筋に、それぞれ分けて触れことができる、他にはない技術を用います。

これらを行うことで、筋肉の緊張や、上手く使えていなかった筋肉の衰えを解消します。
すると、身体の可動域が増え、本来の動きができるようになります。

腰椎の周りにある筋肉が緊張し、引っ張り合っている「常に腰に負担のかかる状態」から、腰周りの筋肉全体が緩んでストレスフリーな状態へ導きます。

再発防止のための筋力トレーニング

腸腰筋は、姿勢を維持するのに一番重要な「インナーマッスル」です。
腸腰筋の筋力がアップすると、体幹が安定し、姿勢不良を起こしにくくなります。

また、筋力アップに伴い、疲労しにくくもなるため腰痛の予防に大変効果的です。

そのため当院では、施術だけでなくご自宅でもできる筋力トレーニングや、日常生活で行う動作のアドバイスも行っております。