めまい

ストレスや寝不足、疲労などに着目

三半規管はストレスに弱く、疲れが溜まったり、寝不足が続くと過敏に反応することがあります。

内耳(三半規管、耳石器)の病変により、実際の体動および姿勢と異なる位置情報が内耳から発信されること、その信号により頭や体は動いていないのに、体動時と同じような筋肉(特に頚部の筋肉)の反射が発生する。

安静にする時間を作る

当院ではめまいに対し、鍼灸、指圧などの様々な手段を用いてアプローチを行います。

手技施術では、「翳風」と言われるツボです。このツボは内耳の機能を高める働きがあります。めまいの他にも、耳鳴り、難聴、立ちくらみなどにも効果があるとされています。

続いて、「百会」です。頭部の血流を良くすることで、めまいを改善させる効果があると言われています。それ以外にも、頭痛の改善や、自律神経を整えるにも有効だとされているツボです。

最後に手の甲にある「中渚」です。身体の中の水分の流れを正常にすることで、めまいや耳鳴りなどの耳の不調を改善させるツボとされています。

筋緊張を緩め平衡感覚を取り戻す

めまい感がある時、頚部に異常な筋緊張が発生する。頚部の筋緊張とめまいとの関連性については、近年の研究により明らかになっています。

鍼治療はめまいによる異常筋緊張を緩和することにより平衡感覚を正常にする働きがある。

外出先などで急なめまいが起こった際には、呼吸を落ち着け、安静にしたうえで、ご紹介ツボを刺激をしてみてください。場所や押し方が分かりにくい方は、お気軽にお問い合わせください。