変形性膝関節症

関節軟骨の老化に着目

変形性膝関節症の原因は関節軟骨の老化によることが多く、肥満や素因（遺伝子）も関与しています。

また、骨折、靭帯や半月板損傷などの外傷、化膿性関節炎などの感染の後遺症として発症することがあります。

加齢によるものでは、関節軟骨が年齢とともに弾力性を失い、遣いすぎによりすり減り、関節が変形します。

そのため、根本的な原因である関節軟骨の老化を解決することが大切です。

高齢者になるほどなりやすい

当院では変形性膝関節症に対し、膝関節周辺への手技施術をはじめ鍼灸、機器を使ったREBOXなどの様々な手段を用いてアプローチを行います。

男女比は、１：４で女性に多くみられ、高齢者になるほど、罹患率は高くなります。主な症状は膝の痛みと水が溜まることです。

初期では立ち上がり、歩きはじめなど開始時のみに痛み、休めば痛みが取れますが、正座や階段の昇降が困難となり（中期）、末期になると、安静時にも痛みが取れず、変形が目立ち、膝がピンと伸びず歩行が困難になります。

再発防止のための筋力トレーニングと予防

予防（日常生活での注意点）

・ふとももの前の筋肉（大腿四頭筋）を鍛える

・正座を避ける

・肥満であれば減量する

・膝をクーラーなどで冷やさず、温めて血行を良　　　くする

・洋式トイレを使用する

以上などが挙げられます。

当院では膝疾患には、炎症を抑える効果のある灸施術をよく行います。

そのため当院では、施術だけでなくご自宅でもできる筋力トレーニングや、日常生活で行う動作のアドバイスも行っております。